サウナ人気が高まり、「自宅にサウナを置きたい!」と思う方が増えています。
しかし、安全なサウナライフを送る上で欠かせない「ルームPSE」という安全基準をご存知でしょうか?
実は、東京消防庁の基準では、このルームPSE認証がないサウナは設置できないとされています。
現在日本で販売されているサウナヒーター商品はおおむね「ヒーターPSE」を取得していますが、サウナルーム本体まで取得する「ルームPSE」をクリアしている製品はごくわずかです。
厳格な審査をクリアしたルームPSE認証を取得することは、安全性の証明だけでなく、万が一の火災リスクや、消防法に適合したスムーズな設置にも直結します。
そんな中、HARVIA SOPOは、数少ないルームPSE認証を取得した安心のシリーズ。
この記事では、知っておくべきPSE認証の基本から、ルームPSE未取得のサウナがもたらすリスク、そしてHARVIA SOPOが選ばれる理由までを徹底解説します。
「安心して自宅にサウナを設置したい」そうお考えのあなたが、後悔しない選択をするための情報をまとめました。
PSE認証とは?ルームPSEとヒーターPSEの違い
PSE認証とは電気用品安全法(PSE法)に基づき、電気製品の安全性を確保するために必要な日本の認証制度です。
PSEのマークにはひし形と丸形の2種類があり、製品が 特定電気用品(危険度が高いもの) に該当する場合はひし形、特定電気用品以外(一般的な電気用品) の場合は丸形と分かれます。
【関連記事】サウナストーブを買う時に絶対にチェックすべき「PSE」とは?
サウナにはヒーターに必要な「ヒーターPSE」と、サウナルーム本体を対象とする「ルームPSE」の2種類があります。
●ヒーターPSE
ヒーターPSEはサウナヒーター単体に対する認証で「発熱体や電気回路が安全に作動するか」を確認します。
日本で販売されているサウナヒーターは、電気製品としてPSE認証の取得が義務付けられており、必ずひし形のPSEマーク(特定電気用品)が付いています。
HARVIA製のヒーターも全てPSE認証を取得済みですが、並行輸入品などのヒーターでは未認証のケースがあり、販売自体が法律違反となります。
●ルームPSE
ルームPSEとは、サウナヒーター含むサウナルーム全体がPSE認証(ひし形)を取得しているものです。
配線や照明など、ルームを構成する全ての電気部品が対象で、ヒーターだけではカバーできないリスクまで含めて安全性を検査します。
ルームPSEを取得していれば「電気サウナバス」として認められ、冷蔵庫などの家電と同じ扱いで消防法が関与しない形で設置が可能です。(使用開始時に図面とPSE認定証の提出が必要)
つまり、ルーム全体の認証を持つかどうかが、設置のしやすさと安全性を左右する大きな分かれ目なのです。
ルームPSE未取得の家庭用サウナの実態
本来、サウナルームは「電気サウナバス」としてルームPSEを取得していなければ、消防法や建築基準法の観点で設置が認められません。
消防法では、火災リスクを減らすために建物の電気設備や内装材に厳しい基準が設けられているのです。
ルームPSE認証がないサウナは、消防検査で「電気設備が基準を満たしていない」(「東京都火災予防条例第7条の2及び解説」の基準を満たしていないため、設置できない)と指摘され、設置許可が下りないケースが多々あります。
これはルーム全体の電気系統が日本の安全基準に準拠しているか不明なためです。
そのため未認証の製品を導入する場合、追加工事や適法性を示す書類が求められることがあります。
しかし現実には、こうした手続きを省略し違法な形で設置されている例も少なくありません。
こうした場合は、火災リスクが増すだけでなく、指導や使用停止、さらには罰則につながるケースもあるのです。
仮に違反した場合、法人の場合は1億円以下の罰金、個人は100万円以下の罰金または1年以内の懲役、もしくはその両方が科される場合があります。
つまり「ルームPSE未取得」の製品を導入することは、単なる自己責任にとどまらず、法令違反や安全性の欠如と直結する重大なリスクを抱えるということです。
HARVIA SOPOシリーズは数少ないルームPSE取得の家庭用サウナ
ここまで見てきたように、自宅サウナにおいて「ルームPSE」の有無は設置可否や安全性を大きく左右します。
そんな中でHARVIAの「SOPO(ソポ)」シリーズは、数少ないルームPSE取得済みの家庭用サウナです。
正式に「電気サウナバス」として認められた製品だからこそ、安心して導入できるのが大きな特徴です。
HARVIA SOPOが選ばれる3つの理由
HARVIA SOPOシリーズが多くの家庭や施設に選ばれるのは、ただルームPSEを取得しているからではありません。
安全性・設置のしやすさ・ブランドの信頼性という3つのポイントが揃っているからこそ、導入後も安心して長く使い続けることができます。
①ルームPSE取得による安全性保証
SOPOシリーズは、サウナルーム全体でPSE認証をクリア。
電気回路や配線など、ルームを構成する全ての電気部品の安全性まで確認されているため、家庭用サウナの中でも群を抜いて安心です。
法令上も「電気サウナバス」として扱われるため、消防法の厳しい制約から解放され、リスクを抱えることなく利用できます。
②スムーズに自宅への設置可能
ルームPSE取得済みのため、購入から設置までの流れが非常にスムーズです。
防火構造や追加工事を特別に求められることがなく、冷蔵庫や洗濯機などの家電製品を置く感覚で自宅に導入できます。
特にマンションや狭小住宅でも安心して設置できるのは大きな魅力です。
③創業70年の実績と信頼性
HARVIAはフィンランドで創業70年を超える世界No1の老舗サウナブランド。
SOPOシリーズにもその信頼性が息づいており、家庭用利用なら2年の長期保証や充実したアフターサポート体制が整っています。
購入後もメーカーのバックアップを受けられることで、初めて家庭用サウナを導入する方でも安心感が違います。
家庭用サウナ「HARVIA SOPO」シリーズのラインナップ
HARVIA SOPOシリーズは、自宅での利用に最適化されたコンパクト設計からゆったり利用できる少し大きめのタイプまで、3つのサイズ展開をしています。
いずれもルームPSE取得済みで、安心して導入できるのが大きな魅力。
ここではそれぞれのモデルについて特徴をご紹介します。
SOPO 0909
・本体サイズ 950mm(奥行き)×950mm(幅)×2,050mm(高さ)
・定員 1名用
・適合ヒーター DELTA3 Black(2.7kW)
・特徴 省スペース設計で、限られた住空間でも設置可能
・希望小売価格 1,601,600円(税込)
SOPO 0909は、ワンルームやマンションなど限られた空間でも導入できる日本オリジナルサイズのコンパクトサウナ。1人でじっくりと、ととのいたい方にぴったりで、ルームPSE認証により安心して自宅設置が可能です。省スペースながら本格的な蒸気浴を楽しめます。
詳細は<HARVIA>家庭用サウナ (Sopo 0909) ※ストーブ込み
SOPO 1212
・本体サイズ 1200mm(奥行き)×1200mm(幅)×2,050mm(高さ)
・定員 1~2名用
・適合ヒーター DELTA3 Black(2.7kW)
・特徴 コンパクトながらペア利用も可能
・希望小売価格 1,786,400円(税込)
SOPO 1212は、1人でも2人でも使えるバランス型モデル。あぐらもかける奥行き深めのベンチで充実のサ活が楽しめます。パートナーや家族と一緒にサウナを楽しみたい方におすすめです。
詳細は<HARVIA>家庭用サウナ(Sopo 1212) ※ストーブ込み
SOPO 1616
・本体サイズ 1600mm(奥行き)×1600mm(幅)×2,050mm(高さ)
・定員 2~3名用
・適合ヒーター WALL 6 Black(6.0kW)
・特徴 ゆったりとしたスペースで家族利用にも最適
・希望小売り価格 2,156,000円(税込)
SOPO 1616は、家族や友人と一緒に楽しめる広さを備え、ロウリュも可のモデル。複数人でも快適に利用できる余裕のあるサイズ感で、本格的なサウナ体験を叶えます。
詳細は<HARVIA>家庭用サウナ(Sopo 1616) ※ストーブ込み
安心安全の家庭用サウナなら「HARVIA SOPO」が最適
家庭用サウナに求められるものはシンプルで、“安心・安全にサウナを楽しめること”。
HARVIA SOPOなら、その願いを“安全”と“快適さ”の両面からしっかり叶えてくれます。
【HARVIA SOPOシリーズのまとめ】
-
法律と安全基準をしっかりクリア
ルームPSE取得済なので、消防法に抵触せず、家電として安心して設置可能です。これは他の多くの家庭用サウナにはない大きなアドバンテージです。 -
導入のしやすさと設置の安心感
ルーム全体がPSE適合ということは、冷蔵庫などの家電製品を置くようなイメージでサウナを導入できるということ。工事や設計の調整を最小限にして、スムーズに始められます。 -
HARVIAの長年にわたる実績とサポート
創業70年以上の信頼と、国内での早期導入実績をもつHARVIA。万が一のトラブルにも安心な長期保証とアフターサービスがバックアップしてくれます。
これらのポイントを総合すると、「安心安全に、かつストレスなく自宅サウナを始めたい」という方には、HARVIA SOPOシリーズがもっとも最適な選択肢になります。自宅サウナという贅沢な時間を、心から楽しむために是非最適な選択をしてください。