サウナは何セットがベスト?ととのうために必要な時間や効果的な入り方

近年、空前のサウナブームが巻き起こり、若年層からシニア世代まで幅広い世代に支持されています。

サウナの最大の魅力は、ただ汗をかいてスッキリするだけではありません。
「ととのう」という、言葉では表現しきれない極上のリラックス状態を味わえることです。

この記事では、「何セット入ると効果的なの?」「時間帯や目的別にセット数を変えたほうが良い?」という疑問に答えながら、サウナ初心者にもわかりやすく、ベストなサウナの入り方を解説します。

サウナの基本セット

サウナで得られる「ととのう」感覚は、偶然ではありません。

しっかりとした流れを踏むことで、身体と心が整い、深いリラックスへと導かれます。基本となるのが、「サウナ→水風呂→外気浴または内気浴」という3ステップです。
これを1セットと呼び、1〜3セットを繰り返すのが一般的です。

ステップ1:サウナ室でじっくり温めて汗をかく

最初のステップは、サウナ室でしっかり身体を温めることです。
初心者であれば5分前後、慣れている人なら10分前後が目安となります。
じんわりと汗が出てきた頃が、身体がしっかり温まってきたサインです。
最初は無理をせず、熱さがきついと感じたら早めに切り上げることも大切です。

座る場所にもポイントがあります。
温度は場所によって差があり、上段・奥側ほど熱く、下段・入口近くほどマイルドになります。
熱さが苦手な方や初心者は、まずは下段からスタートしてみましょう。

ステップ2:水風呂で一気に冷やしてシャキッとリセット

サウナで火照った身体を一気に冷やすのが、水風呂の役割です。
30〜60秒ほどの短時間で、十分なクールダウン効果が得られます。
最初は冷たさに驚くかもしれませんが、次第に快感に変わっていく感覚を味わえるでしょう。

いきなりドボンと入るのではなく手足から少しずつ慣らして、最後に肩まで浸かるようにするとスムーズです。
この時、サウナでかいた汗はしっかりと洗い流してから入るのが、マナーとしても重要です。

ステップ3:外気浴・内気浴で心身をととのえるクールダウンの時間

サウナと水風呂の温冷刺激を受けたあとの休憩こそが、ととのうための核心です。
静かな場所で椅子に座り、ただボーッとするだけで自然と呼吸が深くなり、全身の力が抜けていくような感覚に包まれていきます。
これが「ととのう」状態です。

外気浴ができる施設であれば、外の風を感じながら過ごすのがおすすめですが、館内にリラックススペースがある場合は、室内での休憩(内気浴)でも効果は十分です。

深呼吸を意識することで、副交感神経が優位になり、心拍数が整い、脳がスッキリとしてきます。
目を閉じて、風の音や周囲の静けさに耳を傾けてみてください。
ただ休んでいるだけなのに、まるで瞑想をしているような感覚が得られるでしょう。

なぜこのセットが「ととのう」につながるのか?

この「温める→冷やす→休む」という流れは、単なる気持ちよさを超えた生理的・神経的効果をもたらします。
サウナによって交感神経が刺激され、水風呂で一気に冷やされることで身体はびっくりしますが、休憩中に副交感神経が優位に切り替わります。
この切り替えが自律神経を整え、心身のバランスをとる助けとなります。

また、血流が活発になることで老廃物の排出が促進され、内臓や筋肉への酸素供給もスムーズになります。
頭が冴えて肌の調子もよくなり「また入りたくなる」という感覚が自然に湧いてくるでしょう。

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基本の3セットが推奨される理由

サウナで「ととのう」ためによく耳にするのが「基本は3セット」という言葉です。
しかし、なぜ3セットが推奨されるのでしょうか?
そこには、身体の反応や生理的な理由が深く関係しています。

サウナの1セット(サウナ→水風呂→休憩)を終えると、汗が出て体がすっきりする感覚を覚えます。
しかし、この時点ではまだ「ととのう」には至っていない人がほとんどです。
なぜなら、1セット目はまだ身体が外部の刺激に順応しきっていない状態だからです。

2セット目に入る頃には、体温調節機能が活発になり、サウナと水風呂の刺激に対する「慣れ」が出てきます。
ここでようやく自律神経のバランスが変化しはじめ、血流がさらに促進されていきます。
3セット目に入る頃には、心身が完全にサウナのリズムに乗り、ととのう準備ができます。

この3回目の休憩中に、まるで脳と身体が同時に浮遊するような不思議な感覚を味わえる人が多く、それがととのうという言葉で表現されています。

また、科学的にも3セット前後で「深部体温の上昇」がしっかり確認されていることもポイントです。
深部体温が上がることで、私たちの体には以下のようなさまざまな好影響が現れます。

  • 血流の促進による免疫力の向上

  • 熱ストレスによって分泌されるヒートショックプロテインもよる細胞修復

  • 副交感神経の活性化による睡眠の質改善

  • 発汗と代謝の促進によるデトックス効果や美肌効果

このように、内側からととのうような恩恵が期待できるのです。

もちろん、体調やその日のコンディションによっては2セットでも十分に効果を実感できる場合もあります。
多くのサウナーたちが「3セット目で一番ととのった」と口を揃えるのには、こうした身体のリズムとの相性があると言えるでしょう。

タイミング別で見るおすすめのサウナセット数と入り方

サウナは「何セット入ればいいのか?」と迷う方も多いと思いますが、実はその答えは一つではありません。
ベストなセット数は、サウナに入るタイミングや目的によって変わります。
ここでは、状況別におすすめの入り方を紹介します。

仕事終わり・夜に入る場合

1日の終わりにサウナに入るなら、3〜4セットが理想的です。
この時間帯は、心身の疲れを癒やすことが目的になるため、しっかりと身体を温め、深いリラックス状態へ導いてくれる3セット以上が効果的です。

とくに就寝の2〜3時間前にサウナを済ませておくと、サウナ後に自然と深部体温が下がり、眠気がスムーズに訪れるというメリットにもつながります。
睡眠の質を上げたい人にぴったりの時間帯です。

仕事前・予定前に入る場合

朝や昼のサウナは、あくまでも軽めが鉄則です。
この時間帯はリフレッシュと集中力の向上が目的になるため、サウナの負荷を抑えた1〜2セットにとどめるのがベストと言えるでしょう。

「ちょっと物足りない」と感じるくらいでやめておくと、身体に余計な疲労を与えず、むしろ頭が冴え、心身が軽くなるのを実感できるはず。
サウナに慣れている人は普段より2〜3分短く設定すると、ちょうどよいコンディションにととのいます。

休日・時間のある日

時間に余裕がある休日は、サウナをじっくり楽しむ絶好のタイミング。
このときは、身体と心の調子を見ながら、自分のペースで自由にセット数を決めてOKです。

ただし、目安としては最大6セットまでにとどめるのが無難。
あまりに多く入りすぎると、リフレッシュどころか、翌日に強い倦怠感や疲労感が残ることがあります。

「そろそろ身体が重いな」「集中力が切れてきたな」と感じたら、その時点で切り上げる勇気も大切です。

初心者・中級者で変わるサウナ室・水風呂の滞在時間

サウナでととのうためには、サウナ室や水風呂に「どれくらいの時間」入るのがベストか、悩む方も多いのではないでしょうか?

その答えは、サウナ歴や体の慣れ具合によって変わってきます。
ここでは、初心者〜中級者に向けた滞在時間の目安と、その理由を解説します。

サウナ室の滞在時間

サウナ室の滞在時間は、5〜12分が目安ですが無理は禁物です。
熱さへの耐性やコンディションに応じて調整する必要があります。

初心者の場合は、まずは5〜7分程度からスタートしましょう。
じんわりと汗がにじみ出てきたタイミングで、早めに切り上げるくらいが理想です。
無理に我慢して長く入ると、のぼせたり気分が悪くなったりするリスクがあります。

サウナに慣れてきた中級者であれば、10〜12分程度がひとつの目安です。
発汗が活発になり、身体がしっかりと温まってきたところでサウナ室を出ると、次の水風呂への移行もスムーズです。

座る場所にも注意

サウナ室は場所によって体感温度が大きく異なります。
上段は熱く、下段はマイルドで、入口付近は温度が低めです。
初心者は下段・入口寄りの場所がおすすめです。

水風呂の滞在時間

水風呂は、サウナで温まった身体を一気に冷やす工程です。
初心者のうちは、冷たさに驚いてしまうかもしれませんが、30〜60秒ほど入れば十分に効果を得られます。

最初から全身を一気に浸けると、体に負担がかかりやすいため、手足からゆっくり入るのがポイントです。
肩まで浸かったら、呼吸を整えながら落ち着いて冷却を続けましょう。

「もう少し入っていられそう」と思えても、長く入りすぎると身体が冷えすぎてしまうこともあるため、あくまで気持ちいいと感じる少し手前で出るのがベストです。

時間はあくまで目安

サウナ室・水風呂の滞在時間は、あくまでも「目安」であり、もっとも大切なのはその日の自分の体調や感覚です。

「今日は少ししんどいな」と思う日は無理せず短めに行うことが大切です。
逆に、調子が良い日は少し長めに入ってみても良いでしょう。
数値にとらわれず、自分の体と対話するようにサウナを楽しむことが、ととのうための最大の近道です。

ととのうための準備とマナー

サウナでしっかりとととのうためには、ただ流れに沿って入るだけでなく、事前の準備や基本的なマナーを守ることがとても重要です。
ここでは、初心者でも安心してサウナを楽しむために、知っておくべき準備のポイントとマナーをわかりやすく解説します。

サウナ前に必ずやっておきたい基本の準備

サウナに入る前には、ちょっとした準備をするだけで、効果の感じ方が大きく変わってきます。

まず一番大切なのは水分補給です。
サウナでは大量の汗をかくため、体内の水分が不足しがちになります。
脱水症状を防ぐためにも、入る前にコップ1〜2杯程度の水を飲んでおきましょう。

また、空腹・満腹どちらも避けることが理想です。
空腹だと貧血を起こすリスクがあり、逆に満腹状態で入ると消化に負担がかかってしまいます。
軽く食事を済ませてから、30〜60分ほど時間を空けて入ると安心です。

最後に、身体と髪をしっかり洗ってから入ることも大切です。
全身を清潔にすることで毛穴が開きやすくなり、よりスムーズに汗が出るようになります。
体についた水分もタオルでしっかり拭き取ってからサウナ室に入りましょう。
濡れたままだと、体温が上がりづらくなるためです。

水風呂に入る前は汗を流す

サウナ室でしっかり汗をかいた後は、そのまま水風呂に直行したくなるかもしれませんが、忘れてはいけないマナーが汗を流すことです。

これは、施設を清潔に保つためだけでなく、他の利用者への配慮でもあります。
シャワーでしっかり汗を流してから水風呂へ向かうことで、周囲との快適な空間づくりにもつながります。

また、タオルを巻いたまま水風呂に入るのもNG行為とされている施設が多いので、利用ルールを事前にチェックしておきましょう。

コンディションに合わせる

サウナは心と身体を整える場所であって、頑張る場所ではありません。
体調が万全でないときや、少しでも違和感があるときは、無理をせず見送る勇気も必要です。

とくに、風邪気味・寝不足・二日酔いなどの状態でのサウナ利用は、体に余計な負担をかけてしまいます。
また、飲酒後のサウナは非常に危険なので避けるようにしましょう。
血圧が不安定になり、意識を失うリスクもあります。

「ととのいたいから」「せっかく来たから」と無理をせず、その日の体としっかり向き合って、最適な入り方を選ぶことが大切です。

まとめ

サウナは、ただ汗をかくだけの場ではなく、心と身体のバランスを整える特別な時間です。
基本となる「サウナ→水風呂→外気浴」の1セットを丁寧に行い、目的やタイミングに合わせてセット数を調整することで、ととのう感覚を体験できます。

特に3セットを目安にすることで、深部体温の上昇や自律神経の切り替えといった生理的な効果が得られやすくなり、睡眠の質の向上・免疫力アップ・デトックス効果などが期待できます。

大切なのは、正しい準備とマナーを守りつつ、自分の体調と相談しながら無理のない範囲で楽しむことです。
時間や回数に縛られすぎず、その日のコンディションに寄り添った入り方を心がけましょう。
サウナは頑張る場所ではなく、自分を労わる時間です。
自身にとって最適なサウナの入り方を見つけ、日常にととのう習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。
リラックスと健康の両方を手に入れる、最高のリセットタイムが待っています。

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